Sake + Ecology のあるライフスタイル

ゆる〜い酒類業界研究① ビール編

ゆる〜い酒類業界研究① ビール編

2年ぐらい前に書いた記事。

ビールのことを考えていてふとこの記事を思い出しました。

再度こちらに掲載してみます。


 

最近飲む機会が増えた、ワインとビール。

ワイン好きの人、ビール好きの人、日本酒好きの人。

同じお酒なのに、関わっている人の空気や、関わり方や考え方に違いがあるような気がします。

最近、興味があってよく見るお酒関係のニュースでも、出て来る情報に差があるような。

というわけで、この違和感を解くために、業界研究と比較をしてみようかと思います!
専門家ではないので、ゆる~くやっていきますね ~!

手始めに、最近よく飲むビール。

今年のあつーい夏は本当にお世話になりましたねー。

数年前は、苦くて、炭酸が強くて、ジョッキ1杯も飲めませんという女子でした。

今では2杯、3杯といけてしまう、立派な女性に成長しました。笑

ビール腹がわかるようになってきました・・・笑えません。泣

 

さて、ビールという飲み物ができたのは、紀元前4000年頃と言われております。

紀元前4000年というと、メソポタミアの時代.
日本は縄文時代の中期ぐらい。
めっちゃ前!!すごい!!

そしてそんなビールが日本にやってきたのは江戸時代。

友好が深かったオランダ人との接待の時に、初めて日本人が口にしたといわれています。

ちなみにその時の感想は、不味い。笑

オランダの文献では美味しそうに飲んだと書かれているようですが、やはり接待の席で大事なクライアントを前にしてどんな対応をするかは、昔から変わらないものですねー笑

こんな不評だったビールですが、日本国内で醸造した初めての日本人が川本幸民と言われています。
これが1853年頃。江戸時代ですね。

その後、明治に入り、一気に100社近く、ビールを醸造する会社ができました。

しかし、それまでは清酒にのみかけられていた酒税が、
ついにビールにも課せられたことで、一気に倒産する会社が増え、
結局、生き残れたのは4社のサントリー、アサヒ、キリン、サッポロのみ。

これが1960年代のこと。そこから4皇の時代が始まりました。
他にも会社はありましたが、市場を独占していたのはこの4社でした。

それに終わりを告げたのが、1994年の酒造法改正。

ビールの最低製造数量がこれまで2000klから60klへ変更されました。

正直、変わりすぎじゃないと思うのは私だけ・・・?笑

ここで何があったかもうちょっと詳しく知りたいところですが・・・・

まぁこれがきっかけで、小規模生産のビールが増え、地ビールブームがやってきました!

一度は失速したものの、クラフトビールという形で再ブームが到来したのが最近です☆
急に増えたなーと思ってたけど、そんなことがあったんだー!

そう考えると、ビールの業界に新しい風が入りだしたのって、たった21年前。
これまでビール業界を牽引いてきたのって、たったの4社。

ここで、ビール業界は狭いよと言われたことを思い出しました。
まだまだ成長過程にあるビール業界。
大手だけじゃない時代がやっとやってきたって感じです!

まだまだ伸びしろがあり、変化していくであろう業界。
これからの展開が楽しみですね~~☆

歴史の流れをたどっていくと、
ビール業界に関わる方々の自由さ
というのがどこからきているのか少しわかった気がします☆☆

まだまだしがらみの少ない(イメージの)ビール業界の今後に期待♡♡


 

地ビールからクラフトビールへの動きの変化のあたりの詳細がもう少し知りたいところ。

お酒への興味は尽きませんね。



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