“普通”の家庭
先日店のコラムにこんな記事をあげました。
うちは元々母が香り系が得意でなかったこともあり、割と香りのない生活に慣れていました。
香りがあっても天然香料がほとんどでした。
ですが、私が思っていた”普通”の家庭では、シャンプー、洗剤、柔軟剤などに香りがあることが”普通”だと思っていて、子どもの頃にはそんな”普通”の生活に憧れていました。
高校を卒業し、大学に入学してから一人暮らしを始め、やっと日常で使用するものを自由に選べるようになり、自分が憧れていた”普通”のものを買うことができるようになりました。
そんな化学香料を使った、合成洗剤のシャンプーを使用する”普通”の生活を数年しておりました。
そして大学を卒業しお酒に関わるようになり、美味しんぼの影響で仕事中は香りのものをなるべく身につけない生活をするようになりました。
だけどお休みの日は香水を使ってみたり、香料が入ってるシャンプーを使ったりと香りから離れられない生活を続けていました。
そんな私も秋田に帰ってきて3年目となりました。
実家では今でも香料無添加のものを使い続けていて、私自身もそれを使用するようになりました。
香料、しかも合成香料とはほぼ無縁の生活を続けた結果、、、、
色々日常を過ごす上で弊害が出てきました。
秋田に帰ってきてお酒を呑む量、そして時間の長さが明らかに変わり、これまでにない2日酔いになることが少しずつ増えてきました。
その中でも2日酔いで全く動けないことがある日も発生し、その原因を探ってみたところ、
合成香料が入った合成洗剤シャンプーを使った日は自分が発する香りにさらに酔い、2日酔いがひどくなっているということが判明。。。
電車に乗れない、一緒の空間に入れないというほどの被害は自分自身に出てませんが、
確実に香害で影響を受けています。
香料をなくすことはできないかも知れないけど、
自分が知識を蓄え、香りについても色んなアプローチができれば大事なんだと思った1日でした。